毎年、もしくは二年に一度は必ず婦人科検診と共に受診しています。 子宮頸がんや胃ガン等の検診です。 健康診断のついでですが、健康を維持するために必要と思っています。 先日幼稚園のママが乳ガンでお亡くなりになりました。 幼子二人を残し心配と無念だったと思います。 体調の変化に気づき受診してから三ヶ月の急変で帰らぬ人に。 まだ授乳中であったにも関わらず、その大事に乳房にガンが見つかると言うショッキングでした。 子育て期間中は、自分の病院に行くのも気が引けるほど時間がありません。

たばこが引き起こすがんといえば肺がんが一番に考えられますが、喉頭がんもたばこの影響がとっても高いがんです。実は喉頭がん自体は他のがんに比べると発生頻度はとてもひくくがん全体の2%ほどといわれています。 喉頭がんはとてもたばこの影響を受けているがんです。統計によると喉頭がんを罹患した人の喫煙率というのは97%ほどで、これはほとんどの方がたばこを吸っていると言える数値です。また長年吸い続けている人がなりやすいので発症する人は60代から70代の方が多いです。これからがんになることを考えたら今からたばこをやめる、または本数を激減させることによって喉頭がんになるリスクはだいぶ抑えられます。

ファイザー社は世界をリードする研究開発型の製薬会社です。 日本においても50年以上活動を行っており、製薬会社で最大級の約3000名の医療情報担当者が医療機関への情報提供などを行っています。 そのファイザー社が発売している禁煙薬がチャンピックスという薬です。 タバコを吸うと含まれるニコチンが体内のニコチン受容体と結合し、快感を感じさせる物質であるドパミンを放出します。 このことが禁煙を難しくしている原因なのです。 チャンピックスはこの受容体に対して結合し、ニコチンよりも少量のドパミンを放出させます。 そのため、ニコチンが切れることによるイライラを抑えることが出来るのです。 また、喫煙したときの満足感を抑える効果があるため、吸いたいという気持ちを低下させることが出来ます。

たばこは百害あって一利なしですが、血圧のことを考えてもやはりたばこはいいとこなしだと言えます。 たばこを吸うことで、たばこの成分のニコチンが副腎という臓器を刺激し、その結果血圧を上げるためのホルモンの分泌を盛んにします。また、交感神経も刺激するために、たばこを吸うことで血圧が上がることになってしまいます。また、たばこは吸い続けると、動脈硬化も引き起こしたり狭心症などの心疾患のリスクも高めます。高血圧が心疾患になるということも考えると、たばこを吸うだけで身体に対するリスクというのはどんどん高くなっていってしまいます。 病気を引き起こして、後悔する前に、たばこの量を少しずつ減らせるように努力したいですね。

心臓の筋肉に栄養分や酸素を送っている冠動脈と呼ばれる血管が詰まって心臓の筋肉に酸素が行き届かず不足してしまうことを心筋梗塞といいます。最悪の場合は心臓が止まって死に至ることもある心筋梗塞ですが、喫煙をすることによって動脈硬化の進みを促して冠動脈をつまりやすくするということがわかっています。現に喫煙者は非喫煙者に比べて心筋梗塞になるリスクが高いと言われています。日本人ではある調査によると喫煙者の心筋梗塞のリスクが男性では4倍弱、女性では3倍弱あるということがわかっています。 今からでもたばこを吸うのをやめれば、今まで吸っていなかった人と同じくらいの心筋梗塞のリスクになるということがわかっています。

三大疾患の一つである脳卒中。そんな脳卒中は、脳の血管が破れたり詰まったりすることで、脳の細胞に十分な栄養や酸素を供給できず、脳細胞を破壊してしまうためにおこる病気です。脳卒中を発症すると、後遺症が出て寝たきりになったり、命を失ったりする恐れがあります。 そんな怖い脳梗塞は、たばこを吸っている方はたばこを吸っていない方に対して男性では1.8倍、女性は2.8倍も増えてしまうことがわかっています。 肺がんなどの気管支の病気になるのはなんとなくわかりますが、脳梗塞などになるリスクも高いとは怖いですね。 しかし、今からでも禁煙したら脳梗塞のリスクはだいぶ軽減できるようです。 少しずつたばこの量を減らせるようにしたいですね。

動脈の壁が厚くなって血液が流れにくくなったり、まったく流れなくなったりする状態のことを動脈硬化といい、脳卒中や心筋梗塞などの命に深くかかわるような病気の原因となります。喫煙習慣がある人は、血管に悪玉コレステロールがたまりやすくなったり、動脈硬化を防ぐ効果がある善玉コレステロールを減少させてしまいます。よって、たばこを吸う人は動脈硬化になるリスクが高まるのです。 さらにニコチンが血液中に入ってしまうと、さらに血液はドロドロに流れにくくなります。また血圧があがったり、血管が傷つきやすくなったりもします。 たばこは百害あって一利なし。動脈硬化を防ぐためにも禁煙する習慣を付けたいですね。

タバコは肺がんなど肺疾患のリスクが高くなることはよく知られておりますが、喫煙するひとは、非喫煙者に比べると歯周病にかかりやすくなり、罹患後の進行具合も早く、更に治療をしたとしても治り難いということが最近の研究でわかってきました。タバコは歯周組織に悪影響です。それは、タバコに入っているニコチンが、歯肉の血流を悪くさせて歯肉内を酸素不足にします。その結果、歯肉の抵抗力を弱めて、免疫力を低下させていくのです。 そして、タバコをすうことで歯に歯石や歯垢をつきやすくします。これはタバコを吸うことで唾液が分泌されるのを抑えられるからです。 タバコを吸えば吸うほど歯周疾患のリスクは高まっていくそうです。

今は妊娠や出産の予定はなくても将来的にはいつかは子供がほしいという若い女性も多いことでしょう。しかし、たばこは妊娠・出産に多大なリスクを生じるということをご存知でしょうか。 卵子は加齢に伴ってどんどん老いていくのですが、タバコを吸っている人は吸っていない人に比べて5歳以上老化が進んでいると言われています。また卵子の質も悪くなりそうです。これは、タバコに多量の化学物質、その中でも発がん性物質なども含まれているからだと言われています。 また、妊娠中の喫煙は更に問題です。妊娠中に喫煙することで前置胎盤や、早期破水などの異常妊娠の下人となります。更に、早産になったり低体重での出産の可能性もあります。 軽い気持ちで喫煙していても、我が子のことで後悔したくないですよね。

発がん性物質というのは、正常な細胞を悪性の細胞に変化させる性質をもつ物質のことを指し、その物質を吸ったり食べたりすることで将来的にがんを引き起こすリスクのあるのことをいいます。 タバコの煙にはかなり多量の発がん性物質が含まれていると言われています。 タバコを吸うと将来肺がんになるよーなんて言われたことある人もいるかと思いますが、タバコの煙に発がん性物質が含まれているということは、煙が通っていく口・喉・肺はもちろんのこと、煙が唾液に溶けることで唾液が通る食道や胃の消化器官、さらに血液や肝臓・腎臓などでもガンになるリスクが高くなるということがわかっています。 がんになりたいと思う人なんていないはず。 できるだけ禁煙を心がけたいですね。